消せなくなったお風呂クレヨンを消した最後の手段

先日、お風呂クレヨンが消えなくなりました。 数週間に及ぶ試行錯誤の末、消えたので、記録します。

状況

子供を喜ばせるために、お風呂クレヨンを、乾いた壁に描く。 子供に見せた後も、そこから数日、消さずに置いておいた。 その結果、描いた絵の一部の色(青か紫)が、何をしても消えなくなった。

消せなかった方法

  • お風呂で蒸れた後に石鹸+スポンジでこする
  • 濡らして激落ちくん(メラミンスポンジ)でこする
  • コンパウンド + ポリッシャーで研磨(3Mダイナマイトカットや、より目の粗いものも)
  • 塩素系漂白剤につけ置き(壁に紙を張り付け、その紙を濡らす)
  • 電解水(pH13付近の 強アルカリOHイオン水)につけ置き(同上)
  • クレンジングオイル +メラミンスポンジ

上から順番にやりました。 いずれも、当初より薄くはできましたが、ある一定の薄さより薄くはなりませんでした。 あとでメーカーアドバイスをいただきましたが、こする系の手段は、あまり力を入れないほうがいいそうです。

消すことができた方法

  • パイプユニッシュ 1時間つけ置き

効果てきめんでした。こすることなしに、視認できないレベルまで解消されました。 2021/08時点で、ネットにない情報なので、掲載します。

その他情報

  • クレヨンメーカー等に問い合わせたところ、材料はタルクやパラフィンなどで、クレンジングオイルや電解水に溶けやすいはず、というアドバイスをいただきました。また、あまり強くこすると壁の内部に入ってしまい、色が落ちなくなる、というアドバイスもいただきました。
  • 電解水は、強アルカリを特徴としているもののようだったので、おそらくさらに強いアルカリと思われるパイプユニッシュをダメもとで使ったところ、効果てきめんでした。
  • パイプユニッシュは水酸化ナトリウムを使っており、皮膚や服に付着すると、乾燥時に濃縮され非常に危険なので、扱いにはご注意ください。